2019.07.06 はじめに
訪問ありがとうございます。


このブログにはオリジナルの小説をアップしていきます。

小説の内容はすべてフィクションであります。


また一部に過激な表現がありますが
ご理解をお願いします。


コメントは大歓迎です。


「管理人のつぶやき」ではぼやきもいろいろ書いていきますw




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では、ゆっくりお楽しみください。





[決闘少女] 完結

日本海にあるその島では、結婚している女性に決闘を申し込み勝利すれば強制的に離婚が成立し、自分が相手の男性と結婚できるというしきたりがあった。
そこで繰り広げられる戦いを描いたフィクション小説。

第一話 決意
第二話 挑発
第三話 試練
第四話 逆転
第五話 過去
第六話 ミホの過去
第七話 願い
第八話 突き
第九話 恐怖
第十話 決闘者へ
第十一話 開始
第十二話 駆け引き
最終話 覚悟



[復讐少女] 完結

大切に暖めていた初恋を卑劣な策略で潰された少女の復讐劇

第一話 罠
第二話 真実
第三話 雨の公園
第四話 鮮血
最終話 必殺




[少女の苦悩] 完結

性格の違う姉妹の間には消えない溝ができ、妹は狂気に染まり、
姉は苦悩しながらも戦うしか選択肢は無かった・・・。

第一話 事件
第二話 後悔
第三話 コトネの変貌
第四話 動機
第五話 狂気
第六話 準備
第七話 再会
第八話 犠牲
第九話 無意識の醜さ
最終話 奪うこと


{生き方} 完結

周囲に合わせようとして心を病んだ少女と
自分を貫くために孤独を背負った女。
正反対とも言えるお互いの生き方から自分が無くしたものを取り戻していくのだが・・・。

第一話 遭遇
第二話 理由
第三話 決断
第四話 共犯
第五話 皮肉
第六話 格闘技
第七話 持論
第八話 激情
第九話 課題
第十話 違和感
第十一話 理性
第十二話 前夜
第十三話 確信
第十四話 解放
第十五話 対話
最終話 名前


【反逆者たち】 完結

誰もが羨む環境で暮らす女は、周りのモノが偽物ではないかと疑念を抱く。
〝本物”への衝動を抑えきれなくなり彷徨い始めるのだが・・・。
(過去の作品「生き方」と関連があります)

第一話 衝撃
第二話 本物
第三話 疑念
第四話 環境
第五話 悪夢
第六話 告白
第七話 理解
第八話 緊張
第九話 特性
第十話 孤独
第十一話 感応
第十二話 脱力
第十三話 封印
第十四話 覚悟
第十五話 変化
最終話 役割

番外編 前編 New
番外編 後編  New


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さて私は二十歳を過ぎてから、タイ語の勉強を始めました。

毎日毎日、本気で勉強をしてきました。
それこそ頭が疲労しきってめまいで視界が暗くなったり、
音読のしすぎで喉を傷めたりとかしましたよ。

それで仕事で使えるレベルになり、
ガチの通訳・翻訳も経験しました。

ただ、今は虚しい気持ちになってます。


なんというか、いくらやっても満たされない感覚があります。
結局のところ私はネイティブではないですし、
心の奥底で不安があるんですよね。

借り物を器用に使いこなして、評価もある程度されてるけど、
それは深い部分で私と一体化してないんです。
だから外側のはりぼてだけが立派になっていくけど、
内側の私自身の中身のなさが際立ってくるんですね。

だから、そういう自分が自分で許せなくなってきたんです。
これは質の問題であって、どれだけ量を増やしても原理的に解決不能なのです。
自分のアイデンティティーを粉々に破壊して、
血を吹き出しながら再構築しないと解決できないんですよね。


まあ外国語はこういう構造が自覚しやすいからまだいいですよね。

思想でも宗教でも科学や武術でもなんでもいいですけど、
本当に身に付けて自分の血肉とすることと、
借り物のまま得意顔で使いこなすことはまったく違います。


何かを学んで「本物」になるためには、ある種の狂気が必要だと私は思います。
犠牲を払う覚悟というやつですよ。
それのために生きて、それのために死ぬという死生観の次元までいかないと
たどり着けないと私は思ってます。


そこまで考えて、私は「タイ語のためには死ねねぇなぁ」と思いました。
ただ後悔は一片もないですよ。
本当に情熱をもってやってきましたから。
そして私がここまでこれたのはタイ語のおかげですから。


ただ最近は心の在り方というか、質の問題に気が付くようになってきました。
今の生き方を続けたら、死ぬ前に後悔するなだろうなと。
もっと自分に誇りを持てる生き方をしていかないと、後悔するだろうと。


ざっくり言うと、私も「本物」になりたくなったのですよ。
これから自分の生涯の道を探していきます。



さて、最近は丹田呼吸法にハマってます。

ざっくり言うと、へその下あたりを膨らませて呼吸するわけですよ。
へその上(シックスパックw)にはできるだけ力が入らないようにします。

やってみるとわかりますが、めっちゃ難しいですよ。

なぜこんな呼吸をするかというと、
下腹部の筋肉と横隔膜だけで呼吸が完結するので
胸郭の筋肉を全部動きに使えるんですね。
胸郭と肩甲骨を連動させると、腕が滑らかに動くというわけです。

ちなみに、この呼吸法は深く呼吸ができますので
健康にもいいです。
めっちゃ眠くなるくらいリラックスできます。

ちなみに武術の世界だと、「呼吸10年」というくらいで
ものすごく奥が深いんですよね。
この呼吸法も、上級者になると下腹部の全面だけでなく
側面と背面も膨らむようになるそうです。
浮き輪みたいな感じだそうです。

あと循環呼吸法というのもありまして、
吐きながら吸うという激ムズ方法もあるみたいです。

私は武術目的で練習してるのですが、
やってると完全に瞑想モードに入ります。
まあ呼吸に集中したらそうなりますよねw

あと気づいたのは、深い呼吸ってなかなかできないんですよね。
無意識の筋肉のこわばりみたいのがあって、それのせいで動かないんですよね。
それがふっと取れた瞬間に、
「ああ、(腹部の)筋肉ってこんなに動くんだ!」という発見があります。
これは感動ものです。


さて本題。

私はものすごく内向的な性格なんですよね。
内向的でよかったと思うことってほとんどないですよ、社会生活において。

たとえば、一般的なオフィスの構造って
でかいぶち抜きの部屋、ならんだ長い机にそれぞれの席があって、パソコンが並んでる感じですよね。
マジでその構造が私には信じられない。

私が社長なら、個室型ネットカフェみたいに壁と部屋をたくさん作るぞwwwww
そうしないと集中できないだろうがwwww

まあこれは極度の内向型人間ならメタルバンドのライブの客くらい
激しく首を振って同意すると思うんですよね。
ただし、一般的には受け入れられないですよね。
特に外向型は、「コミュニケーションがとれねぇだろうがあああああ」って言いながら
マジ切れするのは確実です。

まあとにかく世の中の制度も、だいたいの職場環境も
外向型有利な基準でつくってあるんですよね。
なので私はどこに行ってもストレスフルだぞwwwwwwwww

ちなみに私は左利きなんですが、だいたいの道具が右利き用になってて
それもストレスだぞwwwwwwwwwwww
ふざけんじゃねぇww草も生えるわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


というわけで、私が社長なったら
社員全員分の個室と、左利き用に統一されたあらゆる道具をそろえてやるぜ。

外向型の右利きが文句を言って来たら、
「仕事を舐めてんのかゴラァあああああああああ」
ってぶち切れしますww


・・・・・冗談ですよw

しかし以前も書きましたが、
「自分にはない弱さを抱えている人がいて、
自分が感じない痛みを感じる人がいる」
んですよね。

こういうマジョリティの傲慢さは何とかならないものかと思う今日この頃です。



2017.10.26 番外編 後編
足つぼマッサージサロンを始めて以来、美香の人生は一変していた。お店の経営は順調だ。毎月利益を出して黒字だし、お客さんもたくさん来てくれる。予約がいつも埋まっている状況だ。個人経営のサロンなので、大きな利益はないけど、余裕を持って暮らせるくらいの収入にはなっている。それだけではない。このお店に来たお客さんは、その後なぜか出世したり成功することが多く、お礼の貢物が毎日のように届いていた。高級な食品から自動車に至るまで、現金以外はなんでも来そうな勢いだ。実際のところ、お店の利益の何十倍ももらっていた。そしてなにより美香自身が楽しく日々を過ごせていた。自分がずっと隠していた暗い欲望を表に出して、それが受け入れられている。それが何より楽しくて嬉しくて、毎日やっても全然飽きなかった。美香の異常に強い加虐性を活かしたお店、ドS足つぼサロン。完全防音の部屋で、身体を厳重に拘束された上での足つぼマッサージだ。もはや完全に拷問のレベルなのだが、施術の後は健康になり、精神的にも一皮向けるのか次々と成功者を生み出していた。

ただ美香の中には、仄かに物足りなさがあった。まだ完全燃焼しきってない。そんな想いがあった。美香はすでに何百人もの人間を心の奥底から屈服させてきたわけだが、それは相手が完全に白旗をあげてしまったことでそれ以上は責められなくなったことを意味していた。もっと自分が燃え尽きるまでやってみたい。そんな想いがあったのだが、それはあきらめていた。すでに十分すぎるほど恵まれている、これ以上の贅沢は言うまいと。



そしてその日、通常営業の後に明子が美香の店にやってきた。明子は店のドアを開け、受付にいた美香と目が合った。その瞬間に、すべてを悟った。
(ああ、こんな人を求めていた)
すでに号泣したいような気分の明子だったが、そこはこらえて案内についていき施術ルームへ向かう。

美香もなにかを感じ取っていた。この人はただものではないと。

施術ルームの分厚い防音扉を開けて、中に入る二人。そしてソファーのような台に拘束される明子。手足はもちろん、胴体、そして舌を噛まないための猿轡まで施す完全拘束だ。

そして美香の施術が始まった。痛いところを正確に狙い、もっと痛い方法で責める。本来は健康のためのマッサージなのだが、あまりにも痛みを引き出すことに特化して進化したえぐすぎる方法だ。始まってそうそう、明子は絶叫してパニック寸前だ。しかしすぐに変化が訪れる。絶叫して号泣しながらも明子は美香の目を見るつめる。そしてそれを放さない。それを感じた美香も明子の目を見つめる。手先の感覚だけ施術をしながら、じっと目を見つめる。

二人の無意識領域はシンクロを始める。同調しあいながら、同じ心理的空間を共有する。そしてその距離は縮まっていき、密度は濃くなっていく。そして同調だけではなく一体化が始まる。

明子は激痛に泣き叫びながらも、心のスクリーンに映るあるビジョンが見えていた。美香のエネルギーが、一切の手加減も遠慮もなく、自分に向かってくる。純度の高いむき出しのおぞましいほどの情念が自分の中に入ってくる。まるで閉ざされた秘所に男が荒々しく入ってくるときの何百倍もの心理的エネルギーが、自分の心の一番深いところにピンポイントでねじ込まれてくるような感覚。ただ、そんな発狂しかねないような体験を明子はずっと待っていたのだ。

(もっと強く、もっと激しく、入ってきて・・・・私を壊して。私を殺して・・・。一度破壊が起きなければ、ひとつにはなれないから・・・・・)


そして防音扉の防音性能を超えるほどの二人の絶叫がこだました・・・。


二人がふと目を覚ますと、朝になっていた。8時間以上がたっていることになる。身体に疲れがあるが、人生史上最高の目覚めだった。美香は自分のすべてのエネルギーを相手に向けたとき、確かに自分という存在が熔けて明子と一体になる経験をした。これ以上はない完全燃焼だ。美香の拘束を解き、シャワーへと案内し、そして受付で会計をする。明子にお釣りを返すときに、レジの金を全部渡したい謎の衝動に襲われたが、きちんとお釣りを渡した。明子がドアを出る前に、美香を見つめる。何も言わなくても二人にはすべてがわかっていた。
(本当にありがとう・・・・)
明子は満足したように、去っていった。

今日は不思議な体験をしたなぁと美香は思った。そしてなにげなく受け取った特別割引券を眺めた。その裏面の承認欄に「ラクサ」のサインがあった。

(ああ、やっぱりそういうことか・・・・・)
あの人に一生ついていこう、この恩をなんとか返したい・・・。そんな感じに美香は忠誠を誓うのだった。


 
2017.10.26 番外編 前編
その日、立花明子はいつものようにイライラしていた。満たされない思いを抱えて。

明子は不思議な才能を持って生まれた。人の心の無意識の領域への高い親和性を持っているのだ。明子は誰かと目を合わせると、その人の潜在意識をぼんやりと感じることができた。もし顕在意識を感じ取って、それをプラスに生かすならば、ものすごく気が利く人気者になっていただろう。ただ明子が感じるのは、潜在意識なのだ。その人が認めたくないような、隠しておきたいような、そんな処理し切れていない感情がある領域なのだ。明子に見つめられると、心の底まで見透かされるような、そんな恐怖感が湧き上がる。明子は恵まれたルックスと大学生らしからぬ色気を持っていたが、周囲からは孤立していた。

明子は深い次元での交流を求めていた。大学の同級生、お店の店員、町ですれ違う人・・・。目が合った瞬間に、その心の深いところにアクセスする明子。当然ながらことごとく門前払いを喰らってしまう。それが明子は悲しかった。

明子には恋人がいた。こんな明子とも付き合えるのだからなかなかの男だ。しかし明子はまだまだ物足りなかった。裸になって抱き合うときに、もっと深くまで来てほしかった。子宮までではなく胸まで届くようにもっと深く突き刺してほしい。身体の境界線が消えるくらい強く抱きしめてほしい。もっともっと長く、ただひたすら私の目を見続けてほしい。肉体だけではなくその魂も、私の魂に突き刺してきてほしい。力強く押し広げながら、もっともっと入ってきてほしい。全てが一体となって、擬似的な死・・・究極のオーガズムに到達したい。明子はそんな望みを持っていたが、それはまだ叶っていない。

明子は満たされない想いと、少しのあきらめを抱えながら虚しく日々を送っていた。


そんなある日、明子は単発のバイトをしていた。イベント会場でのバイトだ。この日は格闘技のイベントらしいのだが、明子はほとんど感心がなかった。会場の入場口で、ひたすらお客さんのチケットの一部を切り取っていく仕事だ。その後は、関係者用の入場口で誘導係をして、イベントが終わるくらいの時間には物販コーナーの応援にいった。つまらないなぁと思いつつも、明子は淡々と仕事をこなしていった。無事に仕事も終わり、解散となった。所属している会社のよくわからないタイムシートにサインをもらって、そのままとぼとぼと歩いて帰る明子。そんなときに後ろから声をかけられた。
「Hi、そこのあなた!ちょっと待って!」
明子が振り返ると、そこには関係者入場口で見た人が立っていた。
「お疲れ様!私から個人的にボーナスをあげるわ!」
そう言って明子の手を取り、強引になにかチケットのようなものを渡す。
「ばいば~い!君に幸あれ!」
そう言いながらウインクをしてその人は去っていった。

(・・・なんだったんだろう)
あまりに突然すぎて、ちゃんと目も見てなかったなぁと、ため息をつく明子。そしてその渡されたものを見ると、「特別割引券:90%オフ」とあった。足つぼマッサージらしい。一日立ちっぱなしだったし、今度行ってみようかと思う明子だった。



明子はもらったチケットのお店に電話をしてみる。なんでも完全予約制らしい。
「あの~、予約をお願いしたいのですが・・・。」
「申し訳ございません。現在は3ヶ月先まで予約が埋まっていまして・・・」
それを聞いて驚く明子。あんまり期待してなかったとはいえ、こんなに予約がとりにくい店のチケットと知り、急に残念な気持ちがわいてくる。

「あぁ、そうなんですか。せっかく特別割引券をもらったんので行こうと思ったのですが・・・。残念です」
「えっ、今なんとおっしゃいましたか?」
「いや、その・・・特別割引券をもらって・・・」
「ああ、そうなんですね・・・・・。それでしたら特別に通常営業後に予約をお受けしますよ。」
「えっ、いいんですか!」
「はい、それではいつになさいますか?」

あきらめかけた明子だったが、なぜかすんなり予約することができた。やっぱり大物はVIPなチケットを持っているんだなぁと思い、まじまじと手元の割引券をながめる明子だった。



後編に続く